リリースノートには新機能として次のような記載があります。
- Cloud-scale Networking: NSX Federation
- Intrinsic Security: Distributed IDS, Micro-Segmentation for Windows Physical Servers, Time-based Firewall Rules, and a feature preview of URL Analysis
- Modern Apps Networking: NSX-T for vSphere with Kubernetes, container networking and security enhancements
- Next-Gen Telco Cloud: L3 EVPN for VM mobility, accelerated data plane performance, NAT64, IPv6 support for containers, E-W service chaining for NFV
フェデレーション、セキュリティ、コンテナ、Telcoとキーワードだけでもホットなエリアの機能追加に注力されているのがわかります。
Modern Apps NetworkingではvSphere7で提供されたKubernetesと連携するコンテナネットワークを提供できるようになり、IDSでアプリケーションのセキュリティ対策も強化とアプリケーションのためのネットワーク機能強化がされています。
Release NoteのL2ネットワーキング項目でちょっと気になるのはこの部分です。
The N-VDS NSX-T host switch will be deprecated in a future release.
N-VDSとNSX-Tホストスイッチは将来のリリースで廃止されるようなので、vDSベースでの導入が推奨されるようです。これまでNSX-Tで導入されている環境は将来のアップデートで注意が必要かもしれないです。
まだまだコロナの影響で外出自粛が続きそうなので、これからNSX-T導入して試していきたいと思います。