2023年3月10日金曜日

Openshift4.12 on vSphere8

 久しぶりにOpenshiftをvSphereにIPIで構築しました。

バージョンはどちらも最新で、Openshiftは4.12でvSphereとvSANは8です。


初めてvSphereにOpenshiftを構築したときはIPIに対応していなくてUPIのみで回りを作るのに苦労しましたが、IPI対応になってからとても簡単になりました。


基本的な手順はドキュメント通りですが大まかにいうと、、、

・DNSへapiVIPとIngressVIPのAレコード追加

・DHCPサーバ構築(あれば不要)

・install-config.yamlの作成

・Clusterの作成


これだけでvSphereにOpenshift環境が構築できちゃいます。

ちょっとだけひっかかったところは、#openshift-install create install-configコマンドでinstall-config.yamlの作成中のパラメータ。apiVIPの設定でデフォルトの10.0.0.0/16以外のIPレンジを受け付けなかった。。。

古いバージョンでは同様のバグがあって、改修されたと思っていたけど4.12でもまだ発生しました。

まぁ、これもinstall-config.yaml作成後に、直接machineNetworkとapiVIP、ingressVIPを修正してしまえばいいので問題はありません。



仮想上に作るのはオーバーヘッドがー、リソースがーということは理解していますが、Openshiftの動作確認や勉強などなどで利用するには十分ですね。





vExpert 2023 Award

 発表から少し時間が経ってしまいましたが、今年も無事にvExpertを受賞することができました。


仕事内容がHCIや仮想環境から少し離れてしまったのでなかなか活動できていないですが、

今年はできることを少しずつ活動していきたいと思います。