2019年1月25日金曜日

Deploy NSX-T Manager

自宅のESXiにNSX-Tを入れてみました。
まだ色々といじっている最中なのですが、まずはNSX ManagerのDeploy手順から説明していきます。

NSX-TのManagerはova形式でVMware社から提供されているので、通常の手順でvCenterからOVAのデプロイを実行するだけでOKです。



1.ダウンロードしたOVAファイルを選択


2.仮想マシン名を入力


3.Deploy先を選択


4.テンプレート詳細を確認


5.仮想アプライアンスサイズを選択


6.ディスクフォーマット、データストアを選択


7.ネットワークを選択


8.設定情報(パスワード、IPアドレス等)を指定




9.設定内容の確認


10.vCenterのタスクでDeployが完了するのを待ちます


11.ステップ8で指定したIPアドレスにブラウザでアクセスし、ログイン画面が表示されればDeployが完了です。



最近はほとんどの製品がOVAで提供されているので、Deployで迷うことなく完了するのでとても楽になりました。

2019年1月21日月曜日

Single NIC with vDS

自宅のESXはIntelのNUCを利用しています。

CPUはCorei7のクアッドコアで、メモリ32GB、ディスクはM.2のSSDと自宅用の検証機材としてはそれなりに利用できるのですが、難点としてはOnboardNICが1Gbps*1しかないこと。

このままvCenterからvDSの設定をおこなっても、vCenterとの接続が切れてエラーが発生してしまうので、ひと手間必要となります。


手順としては、まずはvDSの設定。ここはSingleNIC関係なく通常の手順で設定を行います。

その後に、vCenterのAdvanced Settingで config.vpxd.networl.rollbackの設定をtrueからfalseへ変更します。

<変更前>

<変更後>

vDSを作成したらvSSからvDSへ移行します。その際にvmnic、portgroup、vmkernel portを同時に移行します。 

最後に、仮想マシンのNetwork Adapterの設定をvDSに変更すれば完了です。



自宅にリソースが潤沢で複数NICが載っているPCがあればいいのですが、家族の目や価格を気にするとそこまでいい機材は用意できないから、色々と工夫する必要がありますね。








2019年1月10日木曜日

NSX SD-WAN by VelocloudのConponent

NSXファミリーのVelocloudの情報も増えてきていますが、このブログでも少しずつ情報を掲載していこうと思います。

今回はVeloCloudのコンポーネントを紹介したいと思いますが、その前にこちらの動画を確認いただければと思います。




VeloCloudでは Edge、Orchestrator、Gatewayの3つのコンポーネントがあります。

1.Edge (VCE)
Edgeはブランチオフィスなどオンプレミスに設置する機材になります。
Youtubeの動画では物理機器となっていますが、仮想アプライアンスとしてESXi上に導入することも可能です。


2.Orchestrator (VCO)
OrchestratorはEdgeの構成や機器の管理・監視を行う管理ポータルです。
Youtube動画の1分30秒過ぎころに管理者が操作している画面となります。


3.Gateway (VCG)
クラウド上に配置されているGatewayサービスで、Velocloudを利用していない・できない拠点とのVPN接続などが可能です。AWSを例とすると、各拠点からAWS VPCへの接続はフルメッシュでのVPN接続となりますが、VCGを利用することによってAWS VPCとVCG間でVPN接続をし、VCGと各Velocloud拠点で接続することによって、VPCのメッシュ構成が排除できます。


では、次回以降に構成や機能など少しずつ書いていきます。