自宅のESXはIntelのNUCを利用しています。
CPUはCorei7のクアッドコアで、メモリ32GB、ディスクはM.2のSSDと自宅用の検証機材としてはそれなりに利用できるのですが、難点としてはOnboardNICが1Gbps*1しかないこと。
このままvCenterからvDSの設定をおこなっても、vCenterとの接続が切れてエラーが発生してしまうので、ひと手間必要となります。
手順としては、まずはvDSの設定。ここはSingleNIC関係なく通常の手順で設定を行います。
その後に、vCenterのAdvanced Settingで config.vpxd.networl.rollbackの設定をtrueからfalseへ変更します。
<変更前>
<変更後>
vDSを作成したらvSSからvDSへ移行します。その際にvmnic、portgroup、vmkernel portを同時に移行します。
最後に、仮想マシンのNetwork Adapterの設定をvDSに変更すれば完了です。
自宅にリソースが潤沢で複数NICが載っているPCがあればいいのですが、家族の目や価格を気にするとそこまでいい機材は用意できないから、色々と工夫する必要がありますね。