最近ドキュメントの確認をしていなくて気付かなかったのですが、6月23日にBitfusionの4.5.2がリリースされていました。
主なアップデート内容はこちらです。
- vSphere Bitfusion クライアントは、vSphere Bitfusion コマンドライン インターフェイスで現在の GPU の割り当てと使用率を表示できます。
- vSphere Bitfusion クライアントは、
run
または request
コマンドを実行するときにラベルを付けることができます。これにより、vSphere Bitfusion ユーザー インターフェイスでクライアントを効率的に識別できます。 - vSphere Bitfusion サーバ証明書は、vSphere Bitfusion コマンドライン インターフェイスを使用して更新できます。
- vSphere Bitfusion クライアント証明書は、vSphere Bitfusion ユーザー インターフェイスを使用して更新できます。
- Ubuntu Linux 22.04 のサポートを追加しました。
- SUSE Linux Enterprise Server 15.3 のサポートを追加しました。
- Red Hat Enterprise Linux 7.9 以降のマイナー バージョンのサポートを追加しました。
- Red Hat Enterprise Linux 8.5 以降のマイナー バージョンのサポートを追加しました。
- NVIDIA Driver 470.129.06 のサポートを追加しました。
- NVIDIA CUDA 11.3 および 11.4.4 のサポートを追加しました。
- NVIDIA cuDNN 8.2.4 のサポートを追加しました。
- PyTorch 1.2.~ 1.8 のサポートを追加しました。
- Tensorflow 1.15、2.2、2.3、2.4 および 2.6 のサポートを追加しました。
- TensorRT 7.1.3、7.2.3 および 8.0.3 のサポートを追加しました。
- PaddlePaddle 2.0.0、2.2.2 および 2.3.0 のサポートを追加しました。
- CentOS 8 のサポートを削除しました。
アップデート内容の殆どがソフトウェアのサポート追加になっていますが、今回のアップデートで使えそうな機能は1つ目のbitfusionクライアントからGPUリソースの割当状況を確認できる点ではないでしょうか。
これまではGPUの割当状況がクライアント側こら確認できなかったので、やってみたらGPUが使われていてSpinningだったなんてことがあったかとも思いますが、このバージョンからは事前に割当状況を確認して利用することができるようになります。