久しぶりにOpenshiftをvSphereにIPIで構築しました。
バージョンはどちらも最新で、Openshiftは4.12でvSphereとvSANは8です。
初めてvSphereにOpenshiftを構築したときはIPIに対応していなくてUPIのみで回りを作るのに苦労しましたが、IPI対応になってからとても簡単になりました。
基本的な手順はドキュメント通りですが大まかにいうと、、、
・DNSへapiVIPとIngressVIPのAレコード追加
・DHCPサーバ構築(あれば不要)
・install-config.yamlの作成
・Clusterの作成
これだけでvSphereにOpenshift環境が構築できちゃいます。
ちょっとだけひっかかったところは、#openshift-install create install-configコマンドでinstall-config.yamlの作成中のパラメータ。apiVIPの設定でデフォルトの10.0.0.0/16以外のIPレンジを受け付けなかった。。。
古いバージョンでは同様のバグがあって、改修されたと思っていたけど4.12でもまだ発生しました。
まぁ、これもinstall-config.yaml作成後に、直接machineNetworkとapiVIP、ingressVIPを修正してしまえばいいので問題はありません。
仮想上に作るのはオーバーヘッドがー、リソースがーということは理解していますが、Openshiftの動作確認や勉強などなどで利用するには十分ですね。