2019年4月25日木曜日

NSX-T 2.4

NSX-Tの最新バージョン2.4が2019年2月にリリースされました。
このバージョンアップでNSX-Vとの機能差がほぼなくなり、NSX-Tを入れたかったけど、機能がたりなくて。。。といったこともなくなると思います。

VMware NSX-T Data Center 2.4 リリース ノート

機能差はなくなったといっても若干の差があるので大きそうな部分を紹介します。


NSX-V NSX-T 2.4
プラットフォーム vSphere vSphere, KVM, BareMetal
管理ツール vCenter, NSX Manager NSX-T Manager
Edge 仮想アプライアンス 仮想アプライアンス、BareMetal
仮想スイッチ vDS N-vDS
Overlay Protocol VXLAN GENEVE


この表だけだとNSX-Tのほうがいいんじゃないか!?といった印象も受けますが、選定は環境と要件に合わせて行う必要があるかと思います。

ただ、個人的には今後はNSX-Tが主流になっていくんじゃないかといった印象です。



2019年4月10日水曜日

自宅LabにPhotonOS の Install

ちょっと試したいことがあったり、自宅のNUC環境も色々試してぐちゃぐちゃになってきたので、きれいにするのもかねてESXiの再インストールと限られたNUCのリソースを有効活用するためにPhotonOSを導入することにしました。

まず、Photonってなに?ってことを簡単に。。。
PhotonOSはVMware社から提供されているOSSのLinuxベースのコンテナホストです。

vSphereやVMware Workstation、Fusionで動かすこともできますが、AWSのEC2やAzure、GoogleのGCEなどにも導入することができます。

また、最近のvCenter aplianceもPhotonベースで動いています。


ドキュメントやダウンロードは公式サイトのこちらになります。


今回はインストール手順をご紹介します。

PhotonOSはISOイメージ、ova、AWSやAzure用のImageが提供されているので
適切なものをダウンロートしてください。私は自宅のESXiに導入なのでovaをダウンロードしています。

ESXiの場合はOVAから導入なので、Wizardに従うだけなので簡単に導入できます。



1.ダウンロードしたovaファイルを選択します。


2.仮想マシン名を入力します。



3.デプロイ先のESXiを選択します。



4.設定した内容を確認します。



5.使用許諾に同意します。



6.デプロイ先のデータストア選択とディスクフォーマットを選択します。


7.仮想ネットワークを選択します



8.設定情報の確認

 9.デプロイのタスクが完了となることを確認



 まず、実行するのは初期パスワードの変更になります。

IDは root で、初期パスワードは changeme でログインします。
初期ログイン後にパスワード変更が必要になります。


その後にネットワークの設定など環境に合わせて設定変更を行います。

色々ためしたら次回以降にご紹介します。