2024年5月1日水曜日

【VMware Private AI Foundation with NVIDIA】PostgreSQL + pgvector




 以前の投稿で記載したPostgreSQL + pgvectorを試してみました。

postgresはOSSのリレーショナルDBですが、pvectorのエクステンションを有効化するだけでベクトルデータを扱うことができるようになり、生成AIで注目を浴びているRAGで重要なパーツとなるvectorDBとして利用することができるようになります。

Private AIの場合はData Services ManagerからPostgreSQLをプロビジョニングするようです。

ちなみにこの記事の内容はPrivate AIではなくOSSのpostgresでvectorエクステンションを有効化して利用してみました。おそらくPrivate AIでも大きな違いはないと思いますが、違ったらすみません。。。


まずはpostgresでpgvectorのエクステンションを有効化する必要がありますが、エクステンションの有効化はコマンド1つで有効化できます。

postgres=# create extention vector;


3次元のサンプルデータを入れてみました。



このデータに対して、ユーグリッド検索、内積検索、コサイン類似度を検索した結果が次のスクリーンショットです。


vectorDBとは?や検索の種類なども記載しようと思ったのですが、今回はとりあえずpgvectorで類似度検索するとどんな結果になるかだけ記載してみました。

気が向いたらVectorDBの仕組みや検索の種類などについても書いてみたいと思います。





vExpert Application Modernization受賞

 


日本時間の4月23日にvExpert Subprogramの発表がありました。

今年はvEpert Pro含めて12のSubprogramがあり、今年もApplication Modernizationを受賞することができました。

vExpertの各Subprogramは該当となる製品の活動を表彰されるもので、Application ModernizationはもともとはTanzuの活動が評価されるSubprogramでしたが、2023年に公開されたVMwareのブログに次のように記載があります。


How to apply to the Application Modernization vExpert program

To be eligible to apply, you must be a recognized 2023 vExpert who is already evangelizing technologies around Kubernetes, application modernization, and modern app platforms. You can apply via the vExpert portal; we will be accepting applications until March 24th. Our team will review applications received by that date throughout the rest of the month and will continue to review Application Modernization vExpert applications on a yearly basis.


こちらを読む限りTanzuなどのプラットフォームや、アプリケーションのモダナイゼーションにかかわる活動が評価されるようです。

私はTanzuというよりもPrivate AIなどのAIやGPU関連での活動が多かったことが評価されたのではないかと想像しています。

ということで、TanzuだけではなくVMwareに関係するアプリケーション系でも応募してみる価値はあると思いますので、興味のある方はぜひ。