2018年8月21日火曜日

NSXとエンジニア



ITニュースサイトのクラウドウォッチに国内SDN市場の記事(2018/8/20)が掲載されていました。

クラウドウォッチ(国内SDN市場)

記事によると、国内SDN市場は3強(VMware, Cisco, NEC)でそのうちオーバーレイ型はVMware、コントローラアプライアンス型のCiscoとNECに分けられています。

記事内のグラフを見てみるとSDN市場が急速に拡大していることが推測でき、その中でもコントローラ型に比べてNSXの売り上げはかなり大きなものだと見て取れます。

NSXは当初セキュリティの観点でマイクロセグメンテーションを目的とした導入ほとんどだったようですが、昨年からはネットワーク仮想化での検討が増えてきた印象で、将来のマルチクラウド環境の導入まで考慮している企業が多くなっています。

個人的にはここ2,3年でNSXも急速に広がっていくのではないかと思いますが、課題なのは構築はだれが? 運用はだれが?だと思います。

NSXは当然ネットワークの知識が必要ですが、仮想サーバ(vSphere)の知識も必要です。サーバエンジニアが今までのスキルでは扱いきれないですし、ネットワークエンジニアもESXやvCenterなど仮想化のスキル習得も必要です。

エンジニアもサーバだけ、ネットワークだけでは生き残れない時代になってきています。デジタルトランスフォーメーションと同時にエンジニアトランスフォーメーションも必要になっています。