Deep Learning VMも1.2がリリースされたので、アップデート内容を見てみたいと思います。
まず、リリース日は2024年10月9日なので、1か月ちょっと前のリリースですね。
私用できるVCFは5.2.1なので、全バージョンのDeepLearningVMはVCF5.2だったので、少し
アップデートされました。
新機能
ディープ ラーニング仮想マシン イメージには、Broadcom EULA と、VMware Private AI Foundation with NVIDIA SPD (特定のプログラム ドキュメント) が含まれています。
組み込みの Miniconda 24.3.0 コンポーネントは Miniforge3 24.3.0 にアップデートされました。
pytorch2.3.0_py3.12 に加えて、Conda Environment Install OVF パラメータを使用して、pytorch1.13.1_py3.10、tf2.16.1_py3.12、および tf1.15.5_py3.7 Conda 環境を仮想マシンのデプロイ中にインストールすることもできます。
中央の Harbor レジストリに ML モデルを格納するための Private AI Services (pais) CLI バージョン 1.0.0 が利用可能になりました。
接続された環境で、vGPU ゲスト ドライバをダウンロードする際に必要な資格は NVIDIA AI Enterprise のみです。
接続された環境で、vGPU ゲスト ドライバのダウンロード中に表示されるエラー メッセージが改善されました。
ポイントはMinicondaからMiniforgeに変更になった点と、PytorchやTensorflowのバージョンを選択できるようになったことです。
Miniforgeはあまり知らないのですが、Minicondaに比べて軽量なのとレポジトリが変更になっているといことでしょうか。
Pytorchやtfのバージョンを選べるのはいいですね。あとでインストールしてもいいのですがデプロイ中にインストールできるのは
便利です。
サポートされるGPUは、A100、L40s、H100の3種類ということに変更は内容ですが、H200やBlackwellはメジャーバージョンアップでの
サポートになるのでしょうか。
Deep Learning VMのコンポーネントバージョンは1.1とあまり変更は無いようです。
変更点は先ほど書いたようにMinicondaが24.3.0-0からMiniforge24.3.0-0へ変更され、Pytorchが1.13.1が選択できるようになっています。
あとは、VMware Private AI Services (pais) CLIの1.0が追加されています。
今回のアップデートでは大きな変更は無いので、次回以降のアップデートに期待です。